その「子供のため」に共感はある? 「付き合ってあげる」を卒業して、本当のチームになる方法
子供のためにと、暑い中公園に「付き合って」スマホを眺める時間。
子供のためと言いながら、行きたくない遊園地で不機嫌な顔をしてしまう時間。
子供のためと言い、本人が気乗りしていないのにあちこち連れ回す時間。
ふと気づいたんです。これらにはすべて、肝心の「共感」が抜け落ちていることに。
私たちは親として、貴重な体力やお金、そして時間をかけて子供のために動いています。
それなのに、一番大切な「一緒に心を通わせる」
という部分を忘れてしまっていたら、せっかくのコストが台無しになってしまうのではないでしょうか。
「付き合ってあげる」という上から目線を捨てて
親も子も、同じ目線で夢中になって遊んでいる瞬間。
一緒にドキドキして、時にしんどい場面を乗り越えて、一緒に悩み、考え、達成できたときに心から一緒に喜ぶ。
私たちが目指すべきは、「お世話をしてあげる大人」と「遊んでもらう子供」の関係ではなく、「一緒に冒険する仲間」であることなんだと確信しました。
「子供のために」という言葉の裏で、子供を自分の都合や計画に動かそうとするのではなく、今この瞬間の「楽しさ」や「ときめき」を共有すること。
それが親子というチームの絆を深める唯一の方法なのだと思います。
■夫婦も、親子も、根っこは同じ
これは夫婦関係にも全く同じことが言えるはずです。 気持ちの共感。
同じ目的を持つパートナーであり、協力者であり、親友であること。
イヤイヤ付き合うのではなく、心から同じ気持ちになって、同じ経験を重ねていく。
その「共感の思い出」の数が、絆の厚さそのものになるのだと感じています。
そこで・・・
私は思い切って**『一緒に本気でゲームの世界を冒険する』**ことを選んでいます。
モニターの向こうで息子と同じ世界を見つめ、敵が出てくれば一緒に声を上げ、うまくいかなくて頭を抱え、クリアした瞬間にはハイタッチして飛び跳ねる。それは『子供に付き合ってあげている』時間ではなく、親の私も本気で時間を忘れて夢中になってしまう、かけがえのない『共感の貯金』そのものです。」
■「共感の貯金」を始めよう
「子供に付き合う」のをやめる。
その代わりに、息子と「一緒に楽しむ」時間を増やしていく。
自分も子供もやりたいと思うことを探したり増やしたりしていく。
うちの場合はゲーム、イラストを描く、粘土創作。
夏休みみっちり一緒に楽しんでいたらそのうち子供が
「ママは今度は何がしたい?ママが楽しい遊びしよう?」
って言ってくれるようになりました。
「ママが楽しい遊びがしたいから」と。
そして2人が楽しめることを提案しあうのでした。
苦しい時も、悩む時も、全部ひっくるめて同じ目線で取り組むこの時間こそが、私たちの絆をより強く、濃いものにしてくれると信じています。
「何をするか」よりも「どう共感するか」。
親として、パートナーとして、そんな丁寧な時間を積み重ねていきたいですね。