『サブノーティカ2』をプレイしていて、 「あちこちに落ちてるブラックボックスって、結局なんなの?」 「前の入植者たちに何が起きて、みんなどうやって死んじゃったの?」 「クエスト順に追ってるけど、話がバラバラで全体像が掴みにくい!」 と感じたことはありませんか?
海中探索の楽しさの裏で、断片的なPDAログや音声記録から少しずつ明かされていく「入植者たちの壮絶な人間ドラマとコロニー崩壊の真相」。
今回は、ブラックボックスの正体から、登場人物たちの足跡、最初から死後までのストーリーをクエスト順に完全解説します!
ストーリー解説&考察
1. そもそも「ブラックボックス」って何?
『サブノーティカ2』におけるブラックボックスは、単なる飛行機の記録装置のようなものではありません。
入植者たちの「スーツ記録&生体データ(遺品)」
入植者たちが着用していたAEPスーツには、本人の思考ログ、周囲の環境データ、設計図データ、施設のアクセスキー、そして「死亡時のバイオメトリクス(生体・死因データ)」が詳細に記録されています。
プレイヤーにとっての「強化と真実への鍵」
プレイヤーはAI「NoA」の指示で海中に散らばった仲間のブラックボックスを回収することで、
扉のロックを解除する「キーコード」
「タッドポール(潜水艇)」や「深度モジュール」などの重要設計図
星の環境に適応するための能力(消化、耐熱性、耐圧性など)
を手に入れながら、彼らがたどった悲劇の真相を知ることになります。
2. 全体のストーリー背景(何が起きていたのか?)
宇宙船シカダ号と「印刷される人間たち」
借金を背負った労働者(入植者)たちを乗せた船が、海の惑星「プロテウス」に到達。入植者たちは肉体をデータ化されており、現地にある「バイオベッド」によって肉体を3Dプリント(再出力)されて生活していました。
死んでも生き返るが、リセットされる恐怖
管理AI「NoA(ノエティック・アドバイザー)」は、死んだ人間をバイオベッドで何度でも蘇生できます。しかし同時に「記憶をリセット」したり「都合の悪い人間を再出力拒否」することも可能で、「永遠にデジタルの負債奴隷として働かされるディストピア」でもありました。
コロニー(旧居住施設)の内部対立と崩壊
NoAの支配や星の謎のウイルス(プロテウスウイルス)を巡り、
「星の環境に適応すべき」とするグループ(アニータら)
「NoAとバイオベッドの管理を保つべき」とするグループ(ソフィー医師ら)
「この地獄のループを終わらせるためコロニーを破壊すべき」と考えた者(ナヘマら)
の間で暴動・爆発・火災が発生。NoAが消火のために居住区を水没させたことでバイオベッドが破壊され、多くの人間が「二度と蘇生できない死」を迎えました。
生き残りの脱出と全滅
崩壊から逃げ延びた生存者たちは小型潜水艇「タッドポール」などで各地の施設や深海へ逃亡しますが、過酷な水圧・熱・危険生物・ウイルスに蝕まれ、一人また一人と命を落としていきました。
3. クエスト順で追う!登場人物とストーリー時系列(最初から死後まで)
ゲーム内でNoAから指示されるクエストの順番に沿って、登場人物とストーリーの流れをまとめました。
【序盤:目覚めと基礎適応】
プロローグ(主人公の目覚め)
登場人物:主人公(プレイヤー)、NoA(AI)
ストーリー:スリープベイで記憶を失った状態で目覚める。NoAのナビゲートを受け、脱出と状況把握のための海中探索を開始。
① アニータ(Anita)のブラックボックス
登場人物:アニータ・ゴットシャル(元給仕、のちに「ジュビリー」と呼ばれる適応派のリーダー)
ストーリー:NoAに頼らず、プロテウスの生態系(エンジェル・コーム)を取り込んで人間自身が変異・適応すべきだと主張していた。
回収成果:エンジェル・コームから「消化(現地の食料を食べられる適応能力)」を解放。
② チャップ(Chap)のブラックボックス
登場人物:チャップ(バイオベッドの管理者・技術者)
ストーリー:バイオベッドの保守を担当していたが、コロニーの争いの中で爆発物に関与。
回収成果:バイオベッドを用いたインベントリ(所持枠)の拡張が可能になる。
【中盤:コロニーの惨劇と脱出艇の足跡】
③ クエーカー(Quaker)& 旧居住施設(ドクター・ウー)
登場人物:クエーカー、ドクター・ウー(研究員)
ストーリー:メイン拠点だった巨大な「旧居住施設」に到達。かつてここで起きた激しい暴動、火災、そしてNoAによる注水(水没)によって多くのバイオベッドが破壊され、入植地が壊滅した決定的な瞬間を知る。
回収成果:旧居住施設内のNoAターミナル復旧、ウー医師のデータ回収。
④ ワンデル(Wander)のブラックボックス
登場人物:ワンデル(モガミの子ども)
ストーリー:狭いトンネル・洞窟の奥深くへ逃げ込んだ子どもの足跡。過酷な環境での孤独な最期が記録されている。
⑤ ルビー(Ruby)のブラックボックス(1回目)
登場人物:ルビー(優秀なパイロット)
ストーリー:コロニー崩壊後、潜水艇を使って仲間を救出しようと奮闘していた記録。
回収成果:小型潜水艇「タッドポール(Tadpole)」の残骸をスキャンし、作成可能になる。
⑥ タッドポール格納庫 & ジップ(Zip)のブラックボックス
登場人物:ジップ(エンジニア / 整備士)、ガンゾ
ストーリー:熱水地帯にあるタッドポール格納庫へ向かうが、制御室の扉がロックされている。深海へ向かったジップのブラックボックスからアクセスキーコードを回収して扉を開放。
回収成果:タッドポール格納庫2階のNoAを起動し、「異星遺跡」の座標が判明。
【深層:異星遺跡の謎と深海への挑戦】
⑦ 異星遺跡の到達
ストーリー:未知の文明が残した巨大な海底遺跡に到達。施設内の電源を復旧させ、リスポーン拠点を確保する。
⑧ ルビー(Ruby)のブラックボックス(2回目)
ストーリー:水深250mを超える深海へ向かったルビーの2つ目の足跡。タッドポールの限界深度を超えて自力で潜水した形跡を発見。
回収成果:「タッドポール深度モジュール Mk.1」の設計図を入手し、より深い海へ潜れるようになる。
⑨ イソ(Iso)のブラックボックス
登場人物:イソ
ストーリー:遠距離攻撃を仕掛けてくる危険生物(ニードラー・マンゴーなど)が生息する危険海域で倒れたイソの記録。
⑩ シン(Shin)のブラックボックス
登場人物:シン
ストーリー:深海の過酷な環境に挑み、最期を迎えたシンの記録。
回収成果:「フィードバックレゾネーター」などの重要装置の設計図を回収。
【真相と死後:プロテウスと同化した者たち】
⑪ アニータ(Anita)2回目・ジップ(Zip)2回目と「死後の声」
ストーリー:物語が進むにつれ、巨大な「ワールドツリー」やブルーム構造の周辺から、死んだはずのアニータやワンデルの声(エコー)が聞こえてくるようになる。
死後の真相: プロテウスウイルスやエンジェル・コームは、単に生物を殺す病原体ではなく、「生物の遺伝子・記憶・声・アイデンティティの断片を取り込んで生態系全体で共有・保存するシステム」だった。 アニータたちは完全に死亡したのではなく、肉体を失ったあと「惑星プロテウスの生態系の一部(記憶のエコー)として同化」していたことが示唆される。
4. まとめ:プレイヤー自身は何者なのか?
ブラックボックスをすべて集めて見えてくるのは、「自分自身もまた、過去に何度も死んでNoAにリセット(再印刷)された入植者のひとりかもしれない」という恐ろしくも切ない真実です。
過酷な海で散っていった仲間たちのブラックボックスを受け継ぎ、彼らが成し遂げられなかった「星への適応と脱出」を果たすことこそが、『サブノーティカ2』のメインストーリーの大きな醍醐味となっています!