はじめに
今や子どもたちの生活に欠かせない存在となったYouTubeや動画配信サービス。幼稚園児でもタブレットやスマホで動画に触れる機会が増えています。
ただし「楽だから見せる」だけでは、子どもの発達に悪影響を及ぼすことも。ここでは、幼稚園児が動画と関わる際の注意点とメリット、正しい活かし方をご紹介します。
幼児が動画を視聴する際の注意点
1. 視聴時間は1日30分〜1時間以内
日本小児科医会やWHOのガイドラインでは、幼児のスクリーンタイムは1日1時間以内が推奨されています。長時間視聴は「睡眠不足」「運動不足」「言語発達の遅れ」につながる可能性があります。
2. 一人きりで見せない
動画を子どもだけに任せてしまうと、内容が適切かどうかの判断ができません。必ず保護者が一緒に見てコメントしたり質問したりして関わることが大切です。
3. 見る環境を整える
暗い部屋での視聴や、至近距離でのタブレット視聴は目に負担をかけます。
明るい部屋で
姿勢を正しく
画面から30cm以上離して
見るようにしましょう。
動画がもたらすメリット
1. 言葉の発達を促す
教育系アニメや歌の動画は、新しい言葉や表現に触れるきっかけになります。英語の歌や数の数え方など、遊びながら自然に学習できます。
2. 興味・関心を広げる
恐竜・動物・科学実験など、動画は「もっと知りたい!」という好奇心を刺激します。保護者がその後に図鑑や工作に発展させれば、学びが深まります。
3. 親子のコミュニケーションのきっかけに
「一緒に見た動画について話す」「動画を真似して遊ぶ」など、親子の会話が広がるきっかけになります。
正しい活かし方のポイント
1. 「受け身」から「対話型」へ
ただ見せるのではなく、「どう思った?」「この動物、絵本にも出てきたね」と声をかけて会話を広げることが大切です。
2. 動画を「体験」につなげる
工作系動画を見た後に、実際に紙や粘土で作ってみる
ダンス動画を一緒に踊る
動物動画を見た後に動物園に行ってみる
このように動画をリアルな体験に結びつけると効果的です。
3. 保護者が「おすすめ動画リスト」を管理
子どもが勝手に関連動画を見続けるのは危険です。あらかじめ親が見せたい動画をプレイリスト化しておきましょう。
まとめ
動画は「便利だから見せる」ものではなく、親子で一緒に学びや体験を広げるツールとして使うのが理想です。
視聴は1日30分〜1時間以内
必ず保護者が関わる
動画を体験や会話に発展させる
これらを意識すれば、幼稚園児にとって動画はただの娯楽ではなく、成長をサポートする良き教材になります。