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自己完結型の落とし穴:感情の共有と人間関係の深化

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自己完結型の落とし穴:感情の共有と人間関係の深化

自分の機嫌は自分でとれ?

「自分の機嫌は自分でとれ」という言葉には一見、自己管理の能力を肯定する意味が込められています。
しかし私は自己完結型の人間、つまり自分の感情を整理し、問題を解決することに慣れている人々に対する疑問を投げかけます。
私の夫もまさにその一人で、感情の整理や問題解決を自己完結型で行う傾向にあります。

自己完結型の人々は、「相談」や「愚痴」などのネガティブな感情を他人に話さない傾向にあります。
彼らは無意識のうちに、自己の問題を内包し、他人を巻き込まずに自分で解決しようとします。しかし、この姿勢には大きな問題が潜んでいます。

自分一人で問題を解決しようとすると、自分の力では抱えきれない問題に直面したとき、打ち明ける相手がいないために人生を諦めてしまう傾向があります。
人間は社会的な生き物であり、人間関係を通じて支えられ、成長するものです。
それを否定し、一人で全てを解決しようとする姿勢は、自己の内面の問題を深化させる可能性があります。

感情的な人間とは

一方で、しょっちゅう愚痴をこぼしたり、感情を周りにぶつける人は、周囲から避けられることが多いです。
しかし、ネガティブな感情や個人の問題を特定の人間、つまり自分を大切に思ってくれている人に打ち明けることは、人間関係を深化させ、自己の成長につながります。

恥ずかしいと感じるかもしれませんし、苦手なことかもしれません。
しかし、自分を思ってくれている人に対して、自分のネガティブな感情を話すことは、お互いの理解を深め、真の意味での人間関係を築くためには重要なステップです。
感情的になることもありますが、それもまた人間らしさの一部です。

つまり、自己完結型の人間は、自分のネガティブな感情を他人に打ち明けられないことで、自己の問題を深化させ、人間関係を希薄化させてしまう傾向にあります。
それに対して、自分を思ってくれる人に対して自分の感情を打ち明けることは、人間関係を深化させ、自己の成長につながります。

自己完結型の人々にとって、この視点を持つことは、自己の問題を解決し、人間関係を深化させるための一歩となるのだと私は考えています。

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mesuzaru

このこんにちは。
このブログは私と夫、猫2匹と生まれてきた子供の日記をメインに、やって良かったこと、失敗したことなどを絵や漫画を載せながら記事を書いていこうと思います。
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